top of page

聖書のメッセージ

歴史の重要性

 

[本文](第一コリント10章11節) これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであり、それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです。

 

信仰人である私達にとって歴史とはどういう意味があるのでしょうか。第一コリント10章を通して歴史の重要性を学んでみます。本文を読みますと、歴史は私達にとって戒めであり、この世に臨んでいる私たちにとって教訓であるという事です。

歴史を通して私達の行いも改めなければなりません。

 

第一コリント10章はモーセを通して出エジプトした民の荒野での生活が書き記されています。4節を読むと出エジプトした民が、水が無いためにモーセに呟いたことが書いてあります。それでモーセは岩を打ち民に水を飲ませました。その岩とはキリストであるとあります。(第一ペテロ2章4節 主のもとに來なさい。主は、人には捨てられたが、神の目には、選ばれた、尊い、生ける石です。) しかし、彼らは神の御心にかなわず荒野で滅ぼされました。その理由は彼らが神様を試みたからです。(出エジプト17章7節 それで、彼はその所をマサ、またはメリバと名づけた。それは、イスラエル人が争ったからであり、また彼らが、「主は私たちの中におられるのか、おられないのか。」と言って、主を試みたからである。)

次に7節では偶像を拝んではならないとあります。モーセの兄アロンがイスラエルの民の要求に応えて金で子牛の偶像を造りました。この時はすでに神様からモーセの十戒を受け、その第一である他の神々があってはならないと云う戒めを早くも破ったという事がわかります。(第一コリント10章7節 あなたがたは、彼らの中のある人たちにならって、偶像崇拝者となってはいけません。聖書には、「民が、すわっては飲み食いし、立っては踊った。」と書いてあります。)

 

次に8節ではイスラエルの民が姦淫した為に2万4千人の人が死にました。(民数記25章9節 しかし、その疫病で死んだ者は二万四千人であった。)

さらに、民は神を試みた為に神様はお怒りになってヘビを送ったので多くのイスラエル人が死にました。(民数記21章5~6章 民は神とモ-セに逆らって言った。「なぜ、あなたがたは私たちをエジプトから連れ上って、この荒野で死なせようとするのか。パンもなく、水もない。私たちはこのみじめな食物に飽き飽きした。」そこで主は民の中に燃える蛇を送られたので、蛇は民にかみつき、イスラエルの多くの人々が死んだ。)

本文の第一コリント10章11節はこれらの事が起ったのが戒めであり、教訓なのです。神様を信じる私達は荒野という世の中で行きています。過去に起ったことを私達の戒め、また教訓として生きていくことを神様は教えておられます。

© 2023 by Andi Banks. All rights reserved

  • Twitter Classic
  • facebook
bottom of page